加工方式による分類：
自動旋盤部品：自動旋盤で加工され、最大加工直径20mm、最大加工長さ90mm。加工部品が小さく、速度が高く、価格が低廉で、精度は±0.01mmに達する。
CNC旋盤部品：CNC数値制御旋盤で加工。最大加工径60mm、最大加工長300mm。大型・複雑形状部品の加工に適し、精度±0.002mmを達成可能。特にステンレス等の難削材に有効だが、加工費は比較的高め。
計器用旋盤部品：小ロット・多品種部品加工に適応。精度と効率は自動旋盤とCNC旋盤の中間レベル。

部品タイプ別分類：
軸類部品：ドライブシャフト、無段軸など。典型的な対称部品で、外径・端面の旋削加工により成形。
円盤・スリーブ類部品：フランジ、歯車ブランクなど。同様に対称部品で、外径・内径の旋削加工により成形。
ねじ部品：ねじ棒など。ねじ切り加工により成形される。
その他：ブッシュ、ピン、ローレット加工部品、段付き軸、円錐部品、リング類、成形回転体ワークなどを含む。