+86 138 5974 0886 張さん
+86 186 8533 4928 張ザン
Case Center
Conact
精密機械部品加工における工程基準の流れにはどのようなものがあるか?
(一)工程基準
工程基準とは、部品の加工工程において採用される基準を指す。用途の違いにより、工程基準はさらに工程基準、位置決め基準、測定基準、組立基準に分類される。
1、工程基準
工程図において、当該工程で加工される表面の加工後の寸法・形状・位置を決定するために採用される基準を工程基準と呼ぶ。
2、位置決め基準
加工時に、工作物を工作機械上または治具内で正しい位置に固定するために採用される基準を位置決め基準と呼ぶ。
3、測定基準
加工中または加工後に、ワークの形状、位置、寸法誤差を測定するために用いられる基準を測定基準と呼ぶ。
4、組立基準
組立時に、部品や構成要素の製品上での相対位置を決定するために用いられる基準を、組立基準と呼ぶ。例えば、歯車の内径はその歯車の組立基準となる。一般的に、設計基準は部品図面に指定され、工程基準は工程担当者によって具体的な工程プロセスに基づいて選択・決定される。
基準問題を分析する際には、以下の二点に注意する:
1)基準となる点・線・面は、ワーク上には必ずしも具体的に存在しない(例:孔中心線、軸心線など)。それらは特定の表面によって表現され、これらの表面を基準面と呼ぶ。例えば、内孔の中心線は内孔表面によって表現される。内孔中心線が基準であり、内孔表面が基準面である。したがって、基準を選択する問題は、適切な基準面を選択する問題である。特に、説明の便宜上、基準と基面をまとめて「基準」と呼ぶ場合がある。
2)基準として、面積を持たない点や線、あるいはごく小さな面であってもよいが、そのような基準を表す基面は常に一定の面積を持つ。例えば、旋盤に長い軸を取り付ける場合、基準は軸心線であり面積を持たないが、基面は円錐面であり、面積は小さいが確かに一定の面積を持つ。
電話
相談
TOP